終活ガイド1級 取得しました!

終活とは人生の終わりに向けて、残りの人生を健やかに過ごすための活動です。

私が終活を意識する背景には自分自身が中年になったことの他に

母のことが大きく関係します。

お片づけが苦手だった私の母は50代後半で大病を患い、60代の初めから高齢者施設で暮らしています。

晩年 母が一人で暮らしていた片付いていない実家にあるものは

何が大切なのか、必要なものはどこにあるのか残された家族にはわからず困りました。

施設の母から「あれ、持ってきて」と言われても見つられず

新しく買って持っていくと「もったいない」と怒られました。

実家の片づけをするにも大量に残されたモノを前に

独立した私たち兄弟は

それぞれ新しい家族と生活をしながらの

片づけにかける 時間も気力もなく

どうしていいかわからず

回収業者さんにお任せしました。

母の思い出 大切なものなどの見分けがつかず

何を残せばいいのわからぬまま…

今でもたまに

「あれ持ってきてよ」と言わることがあるのですが

「また今度ね」と適当にごまかしています。

その度にとても申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

言い訳になりますが、

遠く離れた母の介護と自分の生活のことで

いっぱいいっぱいで

実家の片づけは

本当にどうしていいかわからなかった。

あの時の私たちの精一杯の決断だったのです。

もったいないからととっておいたモノで

本人、残された家族がこんな思いをするなんて

それこそ もったいない…。

また、施設に入居の際も病気、施設についても知識がなく

病院、周りの大人に勧められるまま決めました。

父も50代の若さで亡くなったので

その時も悲しみの中 訳もわからず葬儀、お墓のことなど

周りの大人たちに勧められ、母と私たち兄弟で決めました。

とにかく知識がなかった。

整理収納を学び

今回、終活ガイドの勉強で

経験してきたことの答え合わせしているようでした。

片づけの大切さはイヤというほど身に染みています。

保険・介護・葬儀・お墓・遺産など知識はなくてもなんとかなりましたが

知る事でより良い、納得できる選択ができたのではないかと思います。

私の専門はお片づけなので

モノと書類を整理して

あなたの

残された家族の

負担を少しでも減らすお手伝いをさせていただけたらと思います。

今までお忙しかった方も 少し歩みを止め 自分の人生を見つめ直してみませんか?

今をよりよく、自分らしく生きる、残された時間を

健やかな気持ちで過ごすための準備を

ぜひ元気なうちから始めてください。

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